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2006/10/31

2006年10月31日

少し日にちが経ってしまいましたが先々週の金曜日(20日)、遠く千葉県からお客様がご来店くださいました。このお客様は今年の“世界水草レイアウトコンテスト2006”において、49位(入選)という好成績を収められていらっしゃいます。実際にお会いするのは初めてですが以前からeメールによるやり取りがあり、ストロボを使った35mm一眼レフ(フィルムをお使いです)での水景撮影に関してご質問をいただいたり、水草のご注文をいただいたりしていました。
当日はネイチャーアクアリウムパーティーのことや、ふだんよくお出かけになっている関東地方のアクアリウム専門店でのエピソード、レイアウト作成のこと、水景撮影のことなどなど、ネイチャーアクアリウムに関する様々な話題で数時間にわたり楽しく会話をさせていただいたほか(私どもの話が長すぎて、千葉までお帰りになる時間が遅くなり、ご迷惑をおかけしてしまったかも知れません。反省しています)、レイアウトコンテストに出品したポジも見せていただきました。
アップロードした写真は、ご来店いただいた記念に、何枚か見せていただいたポジのうちの1枚を私どものフィルムスキャナーでデジタル化したものです。お客様にも同じ画像をコンパクトディスクにコピーしてプレゼントさせていただきました。
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このお客様の撮影スタイルは私どもとは少し異なります。使っているストロボの台数が大きく違うのですが、ガイドナンバーが小さめのストロボを水面の少し上から多数同時発光させていらっしゃいます。カメラはキヤノンのEOS kiss、レンズは純正のズームレンズだそうです。フィルムはポジフィルムをお使いです。ご本人の口からは写真の出来に対する不満な点も漏れていましたが、十分にきれいに撮れていると思います。些細なことですがわたくしの気づいた改善できそうな点もお伝えしましたので、次回エントリーの際にはさらにグレードアップした写真が見られるのではないでしょうか? 楽しみです。
最後にこのお客様のブログアドレスをご紹介します。ネイチャーアクアリウムに関する話題が満載のブログです。ぜひご覧になってみてください。


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2006/10/30

2006年10月30日

先週の水曜日(25日)に入荷したロターラ・インディカが、早くも農薬の心配のないことが確認できましたので(ヤマトヌマエビの陳列水槽に数本入れてみたところ、何匹もコケ?を食べに寄ってきました。農薬が付着している時にはまったく近寄ってこないか、近くまで来てもすばやく去って行ってしまいます。強い農薬の影響で水槽の中のほとんどのエビが、パイプやコード、流木などに集まってじっとしてしまうこともあります)、さっそく陳列水槽へと植え込みを行いました。
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アップロードした写真に写っているのが今回入荷したインディカです。たらいの中でストックしているあいだに出てしまった現在の頂芽は明るい緑色ですが、入荷した時から付いていた半水中葉と思われる葉はかなり赤みの強い色をしていました。写真でお分かりいただけると思います。
これまで当店で自家栽培して販売してきたインディカは、鉄分を補うECAを十分に添加しても、「アクア・ジャーナル」に出てくるほどの真っ赤な葉や茎にはなったことがありませんでした。真っ赤になってくれないことには、(例えばVol.127の34~39ページの水景のように)背景のいちばん目を引く位置に植栽しても、思ったほどのインパクトがありません。今回のインディカには、そうした使い方ができるものであって欲しいと期待しているわけです。
陳列水槽で育ててみた結果、赤みが出てくるようでしたら、同じものを多めに仕入れて在庫をふやしたいと考えています。半月~1カ月ほどで答えが出ると思いますので、しばらくお待ちいただきたいと思います。


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2006/10/29

2006年10月29日

店先に置いているネイチャービオトープ(角型陶製水槽)で、コナギの花が咲きましたのでご紹介します。このビオトープのコナギは底床に敷いたビオソイルから勝手に芽吹いて育ったものです。
私どもが水田で株を採取してきた小碗型陶製水槽のほうのコナギは、同じくビオソイルに植えたにもかかわらず未だに花を付けません。植物図鑑によると花期は8月に始まり10月までのようですので、こちらに関しては期待が薄いと思います。
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ところで、コナギとそっくりな青紫色の小さな花を咲かせる水生植物に、ミズアオイがあります。近縁種で葉も似ているのですが、花茎が短かく花の咲く位置が葉よりも低いのがコナギです。ミズアオイは花茎が長く花が葉の高さを越えて咲くので区別することができます。葉の格好だけで安易に種類を決定するのではなく、花が咲くのを待ってそれをよく観察することも、植物の名前を調べる際には大切なのだということがよく分かります。
コナギの花は以前ご紹介した熱帯性スイレンの花と違い、数時間しか咲いていません。今日も、午前中に咲いているのに気づいて写真を撮ったのですが、夕方にはもう花がかなり萎(しお)れてしまっていました。次の花が咲いた時にはしっかりと三脚を立て、もっと花をクローズアップした写真を撮ってみたいと考えています。


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2006/10/28

2006年10月28日

第2回から毎年、息子たちが参加している「川の写真コンテスト」の第4回応募締め切りが間近に迫ってきました。31日(火曜)が締め切り日ですので、月曜日にはポストに投函する予定で今、応募用紙をめいめいに記入中です。
このフォトコンテストは、静岡県の安倍川流域と大井川流域の川の風景を写真に撮って応募するもので、静岡市、焼津市、藤枝市、島田市、大井川町、川根本町、川根町、吉田町、牧之原市の小・中・高校生に参加資格があります。小学生の部、中学生の部、高校生の部に分かれています。主催者は国土交通省中部地方整備局静岡河川事務所です。
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規定では応募する作品は1年以内であれば、いつの季節に撮影した写真でも構いません。中学生の部に応募することになる息子たちは今回、2人とも夏休みに家族で出かけた安倍川上流の“安倍の大滝”付近で撮影した渓流の写真を、1点ずつ応募作品に選びました(次男は真冬に撮影した大井川流域の川の写真もストックがありましたが)。カメラはどちらもデジカメです。
応募作品の審査は教育委員会、写真協会、国土交通省静岡河川事務所長、実行委員会の方々により行われ、来月にはもう入賞者(金・銀・銅・努力賞があります)の発表があります。発表後は表彰式と作品展も催され、作品集も例年、印刷されているという豪華なコンテストです。
小学生の部でこれまで2度入賞している次男は、今年は自信がないようです。長男はこれまでになく写真がきれいに撮れていました。2人にどんな結果が待ち受けているのか、今からとても楽しみです。


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2006/10/27

2006年10月27日

月日が経つのは本当に早いもので、もう来年のADAカレンダーの注文用紙がADAからFAXされて来ました。そのFAXには「ネイチャーアクアリウムカレンダー2007」の特徴がいくつか挙げられていましたので、ご紹介したいと思います。
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まず今回のカレンダーに載る水景の写真は、ネイチャーアクアリウムギャラリーに展示されている180cm水槽の全景で、大型水槽ならではの迫力の水景が楽しめるそうです。また、写真はすべて大判フィルムで撮影されたものであるため、水景の様子が鮮明かつ克明に再現されたものとなっているそうです。カレンダーは7枚綴りで(表紙を含みます)、大きさは縦445×横520mm、表面は落ち着いたマット仕上げです。光沢仕上げと違い表面のテカリが少なく鑑賞しやすいそうです。
当店での販売は11月下旬からとなります。例年どおりたくさんは仕入れませんので、11月10日(金)までにご予約をいただけると確実です。1部\1,155です。みなさまからのご連絡をお待ちしております。


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2006/10/26

2006年10月26日

昨日から今日にかけて水草の入荷が相次いでありました。
ブリクサ・ショートリーフ(ご注文の品につきすでに完売)、アヌビアス・ナナPOT、ロターラ・インディカ(これまでのものが赤みが出にくかったので、仕入れ先を変えてみました)、クリプトコリネ・ベケッティPOT(ご注文の品につき残り1POT)、ミクロソラム・プテロプス(石付き)、ミクロソラム・ナロー(石付き)、アナカリス(金魚やメダカのお客様にお勧めしています)、ヘアーグラス(言わずと知れたネイチャーアクアリウムにおける下草の定番水草です)、リシアPACK(CUPに小分けして販売しています)、ウィローモスPACK(ビニールの小袋に小分けして販売しています)の、合わせて10種類です。
ロターラ・マクランドラ・ナローリーフも注文していたのですが、残念ながら今回は入荷しませんでした。赤系のとても魅力的な水草ですので、しつこく注文を続けたいと思います。
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今日は、低農薬で栽培された国内ファーム産ヘアーグラスのストックの様子を写真に撮ってみました。水道水を張った“たらい”などに5~7日間程度、たいていはこうして浮かせた状態でわずかずつ水を流し、農薬の心配がなくなるのを待ってから陳列水槽に移して販売しています。


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2006/10/25

2006年10月25日

世界水草レイアウトコンテスト2006で見事に入賞を果たされたお客様のレイアウトを、プリントして店内でご紹介する準備を始めました。
これまでは写真屋さんにレーザープリントをお願いしていましたが、今年からは私どものインクジェットプリンターでプリントアウトしたものを掲示する予定です。
プリンターはエプソンのPM-890C(少し年式が古いのですが、わたくしは名機だと思っています)を使います。パソコンのフォトレタッチソフトで明るさやコントラスト、色調、シャープネス等の調整を行い、インクジェットプリンター用の印画紙タイプ(光沢・厚口)の写真用紙に出力します。
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試しに、夏にデジカメで撮った風景写真をプリントアウトしてみました。左は富士フィルムの画彩シリーズ「写真仕上げHi」に、右はエプソンの「写真用紙<光沢>」にプリントしたものです。初めは定評のあるエプソンの紙を使って試し刷りしたのですが、パソコンのモニターに映し出した画像と色合いや明るさ、シャープネスまでが異なったため(詳しくは説明しませんが、パソコンのモニターは簡易ですが慎重にキャリブレーションし、また色空間はsRGBに統一してあります。このあたりの手順についてはオーム社の「デジタル一眼レフ写真講座を参考にしました」)、あまり有名とは言えないものの私どもとは相性の良かった富士フィルムの紙のほうを使うことに決めました。
紙によって印刷した際の色が変わることは聞いてはいたのですが、これほどの差が出るとは思いませんでした。みなさんも興味があれば、色々な銘柄をお試しいただいて、自分の納得のいく紙を探してみると面白いと思います。お客様のレイアウトのプリントアウトは来月中旬までには終わらせる予定ですので、楽しみにお待ちください。


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2006/10/24

2006年10月24日

わたくし杉浦(M)は21日(土)と22日(日)の両日、店を休んで実家のある湖西市入出の秋祭りに参加してきました。
例年どおり法被を着て、朝早くの準備から夜遅くの片づけまで祭り当日の手伝いをしてきたわけですが、日曜日の夜にはあいにくの雨もようとなり、雨量も多く大変でした。今は、日頃まったく飲み慣れていないアルコール(御神酒やビール)を多く口にしたり、屋台の舵をとったり、年がいもなく大太鼓まで叩いてしまった体力の消耗や筋肉痛をもどかしく思いながら(奇跡的に風邪はひかずにすみました)、明日からの本格的な仕事復帰に備えています。
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アップロードした写真は灯りのともった夜の屋台の姿です。昨年は昼間の姿をご紹介しました。雨よけのビニールが要所に被せられていて本来の美しい姿ではないのが残念です。
仕入れや陳列水槽の部分換水、水草のトリミングといった店の中の作業を予めまわしするのは大変でしたが、とても楽しい有意義な2日間を過ごすことができました。わたくしが不在のあいだ店を1人で切り盛りした杉浦(Y)と、家事の手伝いをしてくれた2人の息子たちに感謝したいと思います。


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2006/10/23

2006年10月23日

今日は久しぶりに、水景の写真撮影に役立つ一品のご紹介です。
レイアウトコンテスト出品用の水景撮影時には、カメラを固定した三脚をきちんと水槽の真正面に置く必要がありますが、わたくしの場合、カメラのファインダーを覗いてみた時(コンパクトデジタルカメラの場合は液晶を見ます)に、左右あるいは前後の方向にもう少しだけ三脚の位置を微調整したいと思い、三脚の足をずらし過ぎて失敗したことがかつて何度もありました。
この三脚の位置を微調整する際のイライラからわたくしを救ってくれたのが“マクロスライダー”という写真用品です(ベルボン製、メーカー希望小売価格(税込)\11,025)。
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三脚とカメラのあいだにこのマクロスライダーが入ることで、左右26mm、前後65mmもの距離を三脚をまったく動かさずにカメラだけ平行移動させることが可能になります。初めに三脚をほぼ正しい位置に置けば、あとはマクロスライダーで微調整できるわけですから、ほとんどイライラすることはなくなりました。ただし、実際にはあまり大きくスライドさせることはしていません。三脚の重心の位置からカメラが大きく外れてしまい、不用意なカメラぶれを起こしやすくなると考えたからです。
決して安価な代物ではありませんが(現行商品はスーパーマグスライダーです。マクロスライダーは廃番となったようです。スーパーマグスライダーは\17,850します)、わたくにとっては今やなくてはならない水景撮影道具の一つとなっています。実物はいつも店内に置いていますので、ご覧になりたいお客様はお気軽に声をかけてください。すぐにお見せできます。


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2006/10/22

2006年10月22日

先日、店内でいつも使用しているパソコン用にDVDドライブを購入しました。中古で少し仕様の古いものですが、DVD-R、+R、-RW、+RWの読み込みと書き込みができるほか、DVD-RAM(カートリッジ無)の読み込みが可能です。もちろんCDは-Rも-RWも読み書きOKです。ただし、DVD+Rの片面2層書き込みには対応していません。
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動画に縁のないわたくしがDVDドライブを手に入れた理由は他でもありません。これまで写真データ(デジタルカメラで撮影した画像データとフィルムスキャナーでデジタル化したポジフィルムの画像データで、元データとレタッチ済みのデータがあります)のバックアップ用にはCDを使っていたのですが、CDではなにせ容量が小さく、枚数がかさんで整理に不便さを感じていました。お客様に教えていただいた写真データのDVDへの保存ならば、容量は1枚のディスクでもギガバイトの世界ですので、ずいぶん整理が楽です。
遅ればせながらという感じもしますが、これから有効利用していきたいと思います。

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2006/10/21

2006年10月21日

アクアソイル(アマゾニア)を敷いた、わたくしの新作レイアウト(凹型構図のネイチャーアクアリウム)の中で、ミリオフィラム・マトグロッセンセがよく育っています。当たり前じゃないかと言われそうですが、当店では底床に砂利やセラミック、砂を敷いた水槽に植栽してもうまく育ちませんので、アクアソイルを敷いた水槽でうまく育っただけでも、けっこううれしいことなのです。
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マトグロッセンセがよく育っているアクアソイルの水槽と、底床に砂状のサンディーゴールドを敷いた水槽の水質を比べてみました。測定項目はpH、KH、GHの2項目、測定時間は当店で二酸化炭素の添加が始まって間もないお昼頃です。
  アクアソイルの水槽    → pH:7.0,KH:3度,GH:6度
  サンディーゴールドの水槽 → pH:7.1,KH:5度,GH:7度
測定結果を見ると、アクアソイルの水槽のほうがどの項目も値が少しずつ低めでした。これはアクアソイルに水質を弱酸性の軟水に傾ける力が備わっているためです。当店でふだん換水に使用している水道水はpHも硬度も比較的高めなので、アクアソイルを底床に敷いていても半年も経たないうちに弱酸性の軟水とはいえないような水質になってしまうのですが、それでも砂利や砂を用いた水槽よりは値が低く抑えられる傾向にあります。
マトグロッセンセは恐らく、このアクアソイルの作り出している水質の恩恵をこうむってよく育っているのだと思われます。だとすると、どの程度の水質までマトグロッセンセが良好な育ちを見せるのかは今のところ分かりませんが、アクアソイルの力がある一定のライン以下に衰えた時、マトグロッセンセも状態が悪くなる可能性が大きいのではないでしょうか?
対処方法としては硬度を下げる手段もありますが、総硬度はネイチャーアクアリウムグッズのソフナイザーを使えば手軽に値を下げることが可能なものの、炭酸塩硬度に関しては下げるのが少々面倒です。それならば、水質をあれこれいじるよりもアクアソイルの力が続いているうちにマトグロッセンセを使ったレイアウトをいったん仕上げてしまうほうが、むしろ簡単そうだと今は考えています。あと2~3カ月、長くても4カ月あれば、水景を完成させられそうですので、しばらくマトグロッセンセの育ちぐあいの観察を怠らないように心がけていたいと思います。


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2006/10/20

2006年10月20日

今月9日のケースとは逆に、わたくしが昨シーズンから作り続けていてまだ完成していない凹型構図のネイチャーアクアリウム(わたくしのレイアウトは今、3つとも構図が凹型ですので、分かりにくくてすみません。今日は底床にサンディーゴールドを敷いていて、背景を昨年のグリーンロターラからロターラ・インディカとセイロン・ロターラの組み合わせに変更したレイアウトの話題です)では、黒いヒゲ状のコケを削り取る作業をはしょるために、流木のほぼ全体にウィローモスを活着させる手立てを講じました。わたくしの作るレイアウトで、ここまでウィローモスを多用するのは初めてのことです。
このレイアウトには初めから要所にウィローモスが配してあり、それが徐々に枝流木に沿って拡がりつつありました。それをさらにわたくしが手助けをして、拡大しようというわけです。とはいえ、しっかりと組んだ枝流木を取り出して、新たな場所にモスコットンでウィローモスを巻き付けることはできません。そこで考えたのがアップロードした写真のように、ビニタイを使って仮止めする方法です。これなら流木を取り出さなくても、作業は水中ですませることができました。
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この方法でウィローモスがうまく活着するかどうかは分かりません。ビニタイはモスコットンのように溶けてなくなることもありませんので、ウィローモスが流木に活着した頃を見計らって取り外す必要があります。その時点で流木への活着が弱かったり、ビニタイのほうへも活着していたりすると、簡単に流木から剥がれてしまうこともあると思います。しっかりと活着した部分が所々にでもできれば、そこを足がかりにしてウィローモスが拡がっていくことを期待できるわけですが、それでは完成までにかなり時間がかかってしまいます。うまくいくといいのですが・・・。
こちらの経過も続報をまたお届けいたします。楽しみにしていてください。


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2006/10/19

2006年10月19日

ADAのフレームレス水槽「キューブガーデン」には、シリコン接合部の強度に関して5年間の品質保証がついていることは、みなさんよくご存じだと思います。ただし、この保証も水槽台等のがたつきや歪み、傾きが原因でシリコンの剥離やガラスの割れを招いた場合には、適用されないことにご注意ください(シリコン部から水が漏れて、保証が適用されるかどうかをADAに問い合わせをすると必ず、どういった所に水槽を設置していたかを詳しく聞かれます)。
ADAより本日、キューブガーデンを設置する水槽台についてのお願いと題した手紙が届きました。その手紙には、問題となる水槽台の構造とその補強方法についてまとめられた別紙が同封されていましたので、みなさんにもご紹介いたします。
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ぜひ参考にしていただき、水槽の水漏れやガラスの割れによるトラブルを未然に防いでいただきたいと思います。


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2006/10/18

2006年10月18日

杉浦(Y)が制作している新作レイアウトの、先月30日および今月4日以来の続報をお届けします。
これまでなかなか生えてこなかった藻類(コケ)が、このところ勢いを増してきました。とはいえ、目立つのは主にエレオカリス・ビビパラとヘアーグラスの葉に生えている糸状の緑藻類で(量はかなりあります)、黒いヒゲ状のコケは未だにほとんど見られません。糸状の緑藻類は、ころあいを見て数日間、二酸化炭素と液体栄養素の添加を止め、消灯・エアレーションを続けることによって比較的簡単に駆除することができると思います。いつ実行するかは杉浦(Y)の決断次第です。
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植栽した水草のほうは、ビビパラ、ヘアーグラス、ニュー・パールグラス、ミクロソラム・プテロプス、ウィローモスの5種類は順調に育っています。ミクロソラムは写真を撮ったときレイアウトがより立体的に見えるように、やや小さめの株を2カ所に追加しました。
問題は中央やや左よりの流木の足元付近に植えたノチドメにあります。植え込んだ直後にヤマトヌマエビに葉をすべて食べられてしまいました。その後も少しずつは葉が展開するのですが、その度に同じように食害にあって、未だにまともな育ち方をしていません。水草の種類を変えたほうがいいのかも知れません。
魚は今のところグリーンネオンが10匹だけ泳いでいます。レッドファントムを主役とする案はほぼなくなりましたが、かといってグリーンネオンを主役に抜擢するかどうかはまだ未定だそうです。もし、グリーンネオンが主役になるとすると、ほとんど緑一色のようなレイアウトになります。それはそれで渋くていいのですが、赤系の有茎草を要所に少しだけあしらう方法もあると思います。
今後の展開にご注目ください。


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2006/10/17

2006年10月17日 定休日

2005年の世界水草レイアウトコンテストに初エントリーして、2回目の今年、早くも入賞(入選)を果たしたお客様の、次回作の制作が着々と進んでいます。2006年のコンテストはスタンダードな60cm水槽での入賞でしたが、次の作品は少しサイズアップして90cm水槽にレイアウトされることになりました。
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アップロードした写真を見てもお分かりいただけるように、次回作は木片タイプの流木を使った三角構図のネイチャーアクアリウムです(いっしょに写っている石は主に流木の重石に使われているものです)。前作は枝流木による凹型構図でした。
構図の骨格に使われている格好のよい大きな流木は、お客様がご自分で沢に出かけて採取してこられたものです。自分のイメージに合う流木を探し求めて何度も野外へ足を向けるというその熱意に脱帽しました(商売の上ではぜひ当店でご購入いただきたかったのですが、イメージに合うような流木を思うようにご用意することができませんでした。残念です)。
今はまだ水草の植栽途中です。これからどんな水草が植え込まれるのか気になるところだと思いますが、大体の植栽イメージをうかがったところでは、前作のように有茎草を多く使った華やかな水景ではなく、今回は落ち着いた印象の水景となるそうです。少し気は早いのですが、仕上がりがとても楽しみです。


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2006/10/16

2006年10月16日

ADAから前触れもなくA1サイズの大きなポスターが送られてきました。何かキャンペーンのポスターでも送られてきたのかと思いきや、先月2~3日に新潟で開催された“ネイチャーアクアリウム・パーティー2006”の記念ポスターでした。
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ポスターには、総勢200人に及ぶパーティー参加者とADAスタッフの皆さんがADA社屋をバックに勢ぞろいした写真(「アクア・ジャーナル」Vol.133の40・41ページに見開きで掲載された写真よりも画角の狭い別カットの写真です)と、参加者のお名前が印刷されていました。まさに特大の記念写真といった様相です。さっそく、ADAからの送り状の文面にあるとおり、店内に掲示して(当店ではカウンターの所を選びました)、ご来店のお客様方に来年のコンテストとパーティーへの参加を呼び掛けていきたいと思います。
なお、これだけハイクオリティな大判写真の撮影は、もちろん天野さんの手によるものだそうです。撮影にはあの8×20インチ判の超大型カメラが使われています。確かに参加した方々のお顔が非常にはっきりと写し出されていて、その描写の精細さには驚くばかりです。ご来店の折りには商品だけでなく、ぜひこのポスターにも目を留めていただきたいと思います。


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2006/10/15

2006年10月15日

先月1日の記事で、今年ブラジルで行われる第3回写真による水草レイアウトコンテスト(Concurso Brasileiro de Aqua Paisagismo 略してCBAP)のご紹介をしましたが、県東部にお住まいの日系ブラジル人のお客様から、そのコンテストのポスターをいただきました。
A3の大きさにカラーでプリントアウトされたもので、なんと日本語バージョンです。はるばるブラジル本国からそのお客様のところへ郵送されてきたものだそうです。みなさんにもご覧いただきたいと思い、さっそく店内に掲示しました。ポスターの画像データもいただきましたので、それも以下にアップロードしておきます。
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このレイアウトコンテストには、審査の対象とはなりませんが外国人のデジタル画像データによる出品が可能です。外国からの応募作品は今回もCBAPのWebページに掲載されるそうです。前々回はわたくしも誘われて出品しましたが、水槽の大きさや植栽した水草、育成条件などまで詳しく紹介されました。興味のあるお客様がいらっしゃいましたら、以下のサイトをぜひを覗いてみてください。一時期閲覧ができなくなっていた前々回わたくしの出品した写真も、また見ることができるようになっていました(http://www.aquaonline.com.br/cbap/2004/aquario.php?aquario=51)。


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2006/10/14

2006年10月14日

ADAから昨日、ネイチャービオトープ用生体の販売を、今季限りで終了するとのFAXが届きました。ビオトープ用の生体とは、スイレンやハス、ガマ、フトイといった水生植物のことです。
ネイチャービオトープ・シリーズは1990年に販売がスタートしたADA商品で、これまでは陶製水槽、ビオソイル、生体の3本柱からなっていました。今回の販売打ち切りはそのうちの生体のみで、陶製水槽とビオソイルはまだ販売が継続されるそうですが、生体とのセットでないとお客様へのおすすめがし難くなることは必至です。今シーズン当店では初めてまじめにネイチャービオトープの展示・販売に取り組み、来シーズンもこの調子でさらなる販売促進に努めようと考えていた矢先の今回のFAXでしたので、とても残念に思います。
アップロードした写真は今年、ビオソイルを敷きツルヨシを植えた角型陶製水槽の現在の様子です。ツルヨシに加えて、ビオソイルから芽吹いたミズアオイやキカシグサ類、タデ類までもが繁茂して(ミジンコ類もたくさん見られました)、身近な水辺を存分に楽しませてくれました。
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ネイチャービオトープがこのまま先細りになっていってしまうのか、あるいは新たな展開がADA内で企画されているのかは、まだこちらには知らされていませんが、しばらくはADAからのアナウンスをおとなしく待ちたいと思います。
当店としましては、殺風景な店先を飾るアイテムとして定着させたいと考え始めていたところでしたので、来シーズンもネイチャービオトープの取り扱いを続けたいと思います。陶製水槽とビオソイルのみの販売となる可能性が高いのですが、ぜひご用命をいただきたく存じます。ちなみに来年の当店の店先には、スイレン(赤)とハス(ピンク)を新たに登場させる予定です。楽しみにしていてください。


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2006/10/13

2006年10月13日

今日は、先日eメールでお問い合わせをいただいた千葉県のお客様に、数種類の水草を代金引換の宅配便でお送りしましたが、その水草のパッキングにADAオリジナルのビニール袋を使いました。
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このビニール袋は「アクア・ジャーナル」Vol.128のAJ information のページで紹介されたもので、水中でゆらぐ水草を図案化したデザインが印刷されています。生体の販売用にADAから配られたもの(非売品)です。ADAいわく、魚の気持ちになって考えたパッキング袋だそうです。当店ではこのほかにも無地の袋とセラ社の袋を使用していますが、今回のお客様は世界水草レイアウトコンテストにも出品されるほどの熱心なネイチャーアクアリウムのファンでいらっしゃいますので、パッキングには迷わずADAのロゴの入ったビニール袋を選ばせていただきました。
お客様のお宅へは明日の夕方、荷物が配達される予定となっています。この時期はまだ日中とても気温の上がる日がありますので、保冷剤はしのばせておいたものの水草が蒸れないか少し心配です。何事もなく届きますように・・・。


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2006/10/12

2006年10月12日

昨日に引き続いて今日も水草の入荷がありました。
九州の阿蘇地方にあるファームから、カボンバ、アナカリス、バリスネリア・スピラリス、アマゾンソードプラント、ニードルリーフ・ルドウィジア、ニュー・オランダプラント、エキノドルス・ラティフォリウスの7種類を仕入れました。画像はニュー・オランダプラント(手前)とニードルリーフ・ルドウィジア(奥)の水上葉です(ちなみに左に少し見えているのはは昨日入荷のミリオフィラム・マトグロッセンセ・グリーン、右はちょうど1週間前に仕入れたクリプトコリネ・ウェンティ・ブラウンです)。
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ニードルリーフ・ルドウィジア、ニュー・オランダプラント、エキノドルス・ラティフォリウスの3種類は、ネイチャーアクアリウムでよく名前を聞く水草ですが、後2者は最近ではあまり在庫をすることがありませんでした。昨日のオランダプラントと同様に、ネイチャーアクアリウムに本格的に取り組んでいらっしゃるお客様から問い合わせをいただいたことが、仕入れのきっかけとなりました。
わたくしはこの2種類をまだ、レイアウトコンテストに出品するような本気の水草レイアウトには使ったことがありません。「アクア・ジャーナル」やADAのカタログに掲載されているレイアウトを見ると、そのとても魅力的な水中葉の姿にとてもあこがれるのですが、自分のレイアウトとなるとなかなか使う機会を見出せないでいます。農薬の心配がなくなる来週半ば頃から今回入荷分を陳列水槽に移して育成し始めますので、久しぶりにどんなレイアウトに似合うか自分なりにイメージをふくらめてみようと思います。


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2006/10/11

2006年10月11日

今日は水草の入荷がありました。
有茎草のルドウィジア・グランデュローサ、オランダプラント、ミリオフィラム・マトグロッセンセ・グリーンと、クリプトコリネのバランサエです(すべて国内のファームで栽培されたものですので、強い農薬が付着している心配はありません)。
どの水草もネイチャーアクアリムではよく名前を聞くものばかりですが、中でもオランダプラントとマトグロッセンセ・グリーンは、水中で育った姿が繊細かつ華やかなことから、とても人気のある水草となっています。陰性水草のレイアウトを好むお客様にはバランサエも人気のある種類です。今日入荷したオランダプラントのバックヤードでのストックの様子を、写真にとってアップロードしておきましたので、ご覧ください。
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オランダプラントは当店では水質の関係で水中葉での維持が比較的難しく、めったに在庫をしていないのですが、今回は静岡市内と千葉県にお住まいのネイチャーアクアリウムを楽しんでいらっしゃる2人のお客様から、ほぼ同時にお問い合わせをいただいたのが入荷のきっかけとなりました。みなさんも気になる水草がありましたら、遠慮なくお申し出ください。ネイチャーアクアリウムでよく使われている種類に限りますが、できるだけ仕入れを検討していきたいと思います。

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2006/10/10

2006年10月10日

先月24日にお約束したように、ネイチャービオトープで育てた熱帯性スイレンの冬越しの方法について、ADAに電話で問い合わせをしてみました。
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電話でうかがうことのできた、ADAが勧めているいちばん確実で簡単な方法は、陶製水槽ごと玄関などの家の中に移動して保管することだそうです。また、保管スペースに制約があるなどの理由で陶製水槽ごとの移動が無理な場合、株を掘り出して保管する方法もあるそうです。ただし、この方法では失敗することもあるそうですので、あらかじめご了承ください。
丁寧に掘り出した後の熱帯性スイレンの株には、掘り出した際についたキズ等からの腐敗を防ぐために殺菌剤(園芸店で入手できるオーソサイドという商品を教えていただきました)をかけます。それをやはり殺菌剤をかけた水ゴケにくるみ、さらに新聞紙等でくるんで発泡スチロールの箱に入れます。発泡スチロール箱を保管する所は、室温5~10度くらいの場所がよいそうです。
先ほど、当店の店先に置いている丸型陶製水槽の水温を測ってきました。理科の授業で使うような長い棒状の温度計で底床近くの水中の水温を測定したところ、15.1度ありました。いくら熱帯性のスイレンとはいえ、私どものところではまだ慌てて冬越しの準備をする必要はなさそうです。立冬が11月7日、小雪が11月22日ですので、来月中には実行しようと思います。実行の折にはまた続報をお届けいたします。


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2006/10/09

2006年10月9日

現在制作中のわたくしのネイチャーアクアリウムのうち、ルドウィジア・ブレビペスを背景に植栽した凹型構図のレイアウトで、構図の骨格としているオールドブラックウッドに黒いヒゲ状の藻類(コケ)がそろそろ目立ち始めました。
レイアウトの完成が近ければ、小型のピンセットやスプーン、手の爪などを駆使して徹底的に削り取るところです。けれども、下茎部の傷みが激しくて先月16日に植え直しをせざるを得なかったブレビペスの、1回目のトリミングがまだ終わったばかりですので、今回は水草を傷めずに簡単に動かすことのできるパーツ状の2本を水槽の外に取り出して、試しにスプーンでゴリゴリと削ってみるだけにしてみました。残りの3本は動かすことが無理なので、いざとなったら水槽の中で流木が動かないように気を付けながら削り取る作業をしなければなりません。アップロードした写真の中で、コケが取れてツルツルと表面が滑らかになった流木と、ヒゲ状のコケが付いたままの流木とが区別できると思います。
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今回試しにコケを削り取った2本の流木に、わずかな期間で同じように黒いヒゲ状のコケが復活してしまうようであれば、動かせない3本については水景の本格的な試し撮りを行う直前までコケ取り作業を行わないほうが無難かも知れません。その逆で2本の流木にこれからヒゲ状のコケがあまり発生しないようなら、せっかくですので残りの3本もできるだけ早くコケを削り取ってしてしまいたいと思います。ちなみに、リメイクのかたちでスタートした杉浦(Y)のレイアウトでは、昨シーズンと打って変わってヒゲ状のコケがまだほんの少ししか発生していません。もちろんリメイクですから、流木は昨シーズン使用したものと同一です。何度もコケの削り取りを経験して流木表面の多少柔らかい部分までも削れて落ちてしまえば、コケも付きにくくなるということなのでしょうか? あるいは単なる流木の種類の違いでしょうか? はたまた飼育水や底床、ろ過槽内のろ材の仕上がりぐあいの違いでしょうか?
わたくしの流木、杉浦(Y)の流木ともコケの付着状況については、今後の続報の中でまた経過をご報告していきたいと思います。お楽しみに。


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2006/10/08

2006年10月8日

金曜日にご紹介した大きな枝流木が、お陰様でよく売れています。すでに12本中8本が売約済みとなりました。残るは4本です。どれもなかなかの格好をしていますので、興味のあるお客様はお早めにご来店ください(1本¥7,000です)。
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アップロードした写真は、90×45×45cmの空水槽にわたくしが組んだ、オープンアクアリウムの構図骨格です。構図は凸型です。中央の流木がかなり長かったので、実際には高さが60cmあるハイタイプの90cm水槽にちょうどいいと思います。そんな風に考えていたら、本当にハイタイプの水槽でネイチャーアクアリウムを楽しんでいらっしゃるお客様が、3本まるごとお買い上げくださいました。ありがとうございました。
オープンアクアリウムを意識して流木を組んだのは今回が初めてですが、組んでみて、その迫力にとても魅力を感じました。ただし、世界水草レイアウトコンテストでは審査の対象となるのが水中部分だけですので、水上部分がなくてもレイアウトとして完結できるような作り方をする必要があると思います。慣れないと難しそうですが、作りがいがあって楽しそうでもあります。ぜひいつか挑戦してみたいと思います。

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2006/10/07

2006年10月7日

アクア・ジャーナルVol.133と世界水草レイアウトコンテスト2006の作品集が、来週火曜日(10日)の発売日を待たずに今日、届きました。さっそく店頭販売を開始しましたので、お知らせいたします。
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アクア・ジャーナルの最新号はほとんど丸ごと一冊、先月の始めに新潟で開催されたネイチャーアクアリウムパーティ2006の話題でいっぱいです。
表彰式、石組チャレンジ(いつもお世話になっている浜松のお客様が、みごと予選を通過して本戦に参加されました)、ギャラリーと天野さん宅の超大型ネイチャーアクアリウムの見学ツアーなどの様子が、たくさんの写真をまじえて紹介されています。
ところで、私どもはこのパーティーにまだ一度も参加したことがありません。けれども、チャンスがあれば参加すべきだろうとは常々考えています。来年になるのか、再来年になるのかは分かりませんが、そのとき世界ランキングがすごく落ちていないように、今からレイアウトの腕をもっともっと磨いておきたいと思います。


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2006/10/06

2006年10月6日

先月14日に催された観賞魚用品の展示会で仕入れてきた、枝流木12本がようやく今日、納品されました。今回の枝流木はかなりのビッグサイズです。重さも十分にありますので、すぐに水に沈みます。
アップロードした写真を見れば、だいたいお分かりいただけると思いますが(流木のあいだにネイチャーアクアリウムグッズのカタログを置いてあります)、大きさはどれも50~80cmくらいあり、90~120cm水槽のオープンアクアリウム用の構図骨格がちょうど組みやすい形状のものが主になっています。
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メーカーの営業担当によれば、今回のものは社長さんが出張で現地に出向いた際に仕入れてきた特寸サイズのもので、入荷は全くの不定期だそうです。大型水槽のネイチャーアクアリウムに適したサイズの枝流木は、当店でも決してコンスタントには仕入れることのできない代物ですので、この機会にぜひお買い求めくださることをお勧めいたします。みなさまのご来店をお待ちしております。


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2006/10/05

2006年10月5日

ネイチャーアクアリウムパーティーに参加しなかった私どものところにも、ようやく2006年版の作新集が届きました。ネイチャーアクアリウムパーティの直後に、パーティーに参加したお客様から少しだけ中身を見せていただきましたが、その分かえってこの約1カ月が長く感じられたような気がします。さっそくページをパラパラとめくってみました。
ページをめくりながら途中、色々なことを感じましたが、その中から二つの事柄を以下に記しておこうと思います。
まずは、白っぽい化粧砂を前景部分に用いたレイアウトがずいぶん多くなったなあと感じました。ADAの出版物でもこのところ、この手のレイアウトが多数紹介されていますので、当然の流れかも知れません。このレイアウトスタイルも世界的にすっかり定着したようです。化粧砂の上に汚れが積もりやすく、きれいな状態で維持しておくことがたいへんだとよく聞きますので、みなさんの頑張りに敬意を表したいと思います。
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それから、次回のコンテストの締め切り日が従来よりも1カ月延びたことも注目に値すると思います。4月から5月にかけては水草の育ちが冬のあいだと比べて格段に良くなりますので、レイアウトが完成させやすくなったのではないでしょうか?
ただし、4月よりも5月のほうが太陽の沈むのが遅い点に注意しておく必要があります。水槽正面のガラス面への写り込みが心配で、夕方から夜にかけて辺りが暗くなってから部屋の電気を消して写真撮影を行うことが多いと思いますが、日が長いぶん夜がなかなか来ません。要するに撮影していられる時間が今までよりも短くなるわけですから、締め切り日が延びたからといって喜んでばかりもいられないのです。わたくしは今までどおり4月末が締め切りのつもりでレイアウトを仕上げたいと考えています。計画どおりことが運ぶといいのですが・・・。
作品集の店頭での一般販売は、今週末からの予定です。価格は消費税込み\1,000です。これだけ多くの作例を毎年惜しみなく紹介してくれている本は他にはありませんので、みなさまにぜひご購入をお勧めしたいと思います。ご来店をお待ちしております。 

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2006/10/04

2006年10月4日

杉浦(Y)の新作レイアウトで、さっそくエレオカリス・ビビパラの子株のトリミングが行われました。
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すでに大きめの株に育ちつつある子株(白い根が垂れ始めていました)を見つけて、それを手で摘み取っていく作業を根気よく20分ほど続けたところ、水面近くで重たくなり始めていたビビパラの茂みがかなりすっきりした印象になりました。石組みレイアウトの背景とは違いますので、子株を徹底的になくそうとはしないで、むしろある程度は子株でフサフサした感じを出せるといいと考えているそうです。それならあまりしんどい思いをしなくてすみそうです。
ちなみに、今日トリミングした分を束ねてみたところ、販売用の1束分に少し足りないくらいの量がありました。けっこうな勢いで殖えるものです。
次に控えているのは下草に使ったヘアーグラスのトリミングでしょうか? これも切ったあとの水面に大量に浮いた葉をネットで回収するのにけっこう手間がかかる水草ですが、トリミングを繰り返すことで実現するさわやかな明るい緑の草原にはとても魅力があります。何とかがんばって欲しいと思います。


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2006/10/03

2006年10月3日

今日はこの秋3度目となる鳴く虫の話題です。アクアリウムの話題でなくてすみません。
みなさんはアオマツムシというコオロギの仲間をご存じでしょうか? マツムシといえば唄の歌詞にも出てくるチンチロリンという鳴き声で有名な、ススキなどが多い草むらにすむ枯れ草色をした虫ですが、アオマツムシはそれとは異なり、木の葉のようなきれいな緑色をした虫で、樹上生活をしています。鳴き声もマツムシとまったく違い、リリィー、リィー、リィーとよくとおるかん高い声です。この時期、人里の公園や神社の森、街路樹などの樹上からは、アオマツムシの大合唱が聞かれます。心当たりのある読者の方も多いと思います。
今から21年前の1985年8月に清水市(現在は静岡市清水区)で夜間ストロボ撮影をした、♂のアオマツムシの写真をアップロードしましたのでご覧ください。
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この虫、静岡市駿河区にある当店のまわりにもかなり多く見られ、今こうしてこの文を書いているあいだにも窓の外からは多数の鳴き声が聞こえていますが、じつは中国からの帰化昆虫(いわゆる外来生物です)と考えられている虫なのだそうです。日本で初めて見つかったのは大正時代の中頃(明治時代の末期と書かれている本もありました)、場所は東京なのだそうです。
静岡県西部の湖西市にあるわたくしの実家付近には、子供の頃、確かにこの虫は生息していませんでした。18才で実家を離れた後も、秋には毎年欠かさず帰省していますが、初めてこの虫の鳴き声を実家で聞いたのは大学卒業後、社会人になってしばらくしてからです(20代後半だったと記憶しています)。
子供の頃、実家のまわりの木の上で鳴いているコオロギの仲間は、カネタタキ(チン、チン、チンとやさしい声で鳴きます)とクサヒバリ(フィリリリリと美しい声です)くらいでした。アオマツムシのように大きな声で合唱をする虫がいませんでしたので、地上や地上付近の植物にすむツヅレサセコオロギやミツカドコオロギ、エンマコオロギ、シバスズ、マダラスズ、ハヤシノウマオイ、セスジツユムシ、(遠くから)マツムシやスズムシなどの鳴き声が、今よりもよく耳に届いていたような感じがします。個人的にはアオマツムシの鳴き声のしなかったあの頃のほうが、秋の夜長に日本的な風情があって良かったように思えるのですが、みなさんはどのように思われるでしょうか?


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2006/10/02

2006年10月2日

先月20日に入荷したブラックネオン・テトラのトリートメントが、予定では明後日の水曜日(4日)に終わります。期待が薄いブラックライン・テトラの入荷を待たなければ、赤系のルドウィジア・ブレビペスのみで背景を作った例の凹型構図の新作レイアウト(レイアウトの全体像は8月27日の画像でご確認いただけます)に、主役の最有力候補と考えているブラックネオンを今週半ばから泳がせることが可能です。
ところが、ブラックネオンと同じ日に入荷した、やはりトリートメント中のトリゴノスティグマ・ヘテロモルファ(かつてのラスボラ・ヘテロモルファ)を毎日のように眺めていて、この渋く赤みを帯びた少し体幅が広めな流線形の魚も、案外レイアウトにマッチするかもしれないと考えるようになりました。
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思い起こせば、以前あるお客様がこのレイアウトの中央で幅をきかせているミクロソラム・ナローの茂みに、小型のラスボラ類がよく似合いそうだとおっしゃったことがありました。わたくしも今まさに同じようなことを感じているわけですが、ヘテロモルファと背景のブレビペスの茂みとの相性も考えておかないといけませんので、もう少し悩んでみようと思います。結論が出たら、またご報告します。


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2006/10/01

2006年10月1日

1.冷却ファンの効かせすぎにご注意ください。
秋のお彼岸も過ぎて、昼間暑いと感じる日が少なくなりましたが、それでも総ワット数が大きい蛍光灯派のネイチャーアクアリウムでは日中の水温が上がりやすい状況がもうしばらくは続きます。そのため、夏場に取り付けた冷却ファンをまだ使い続けているお客様は少なからずいらっしゃるのではないでしょうか? わたくしもその一人です。
ここで注意したいのは冷却ファンの効かせすぎによる水温の低下です。日中でもとても涼しく感じるような日には、夕方から夜にかけて水温をチェックすると、冷却効果で25度を下回っていることがあります。経済でないばかりでなく、下手をすると白点病やコショウ病といった魚の病気を招き入れる恐れもあります。
ファンを稼働させる時間を短くするか、アームの付いている機種ならば水面に当てる風の強さをアームの角度を調節することで変えることができます。冷却ファン専用のサーモスタットというものもあります。あるいはファンを使うのをやめて、昼間の気温が高く水温が上がってしまった日には夜、水を凍らせたペットボトルを浮かべて適温まで下げるという方法でも、そろそろ十分な時期かも知れません。
いろいろと工夫してみてください。

2.今日アップロードした写真で、今年の夏に撮影した風景写真をご紹介するのは最後になると思います。この写真も撮影場所は安倍川上流の支流黒沢ですが、まわりを切り立った山の斜面と木々に囲まれた薄暗い深い淵に木漏れ日の差している風景を撮影しました。
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どのように撮れば水面の揺らぎぐあいや水深の深い様子が効果的に写真に収められるか、次男とあれこれ意見交換しながら撮りましたが、残念ながら現場でこの目で見た風景とはイメージが違ってしまいました。
10月後半から、今度は秋の風景を撮りに出歩こうと考えています。その際にまた同じような場所を見つけたら、撮影に挑戦してみようと思います。

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